A8, allroad試乗

投稿日:

ar.jpgAudi久留米さんにて、A8とallroad quattroに試乗させていただきました。

まずは、allroad quattro。
SUV系はあまり好きではない私ですが、allroadのスタイルには惹かれるものがあります。
車高を一番下まで下げた状態ではA6 AVに近いものがありますし、大きく張り出されたフェンダーや、ボディ下部のデコレーションなどは、Sに近いスポーティーな雰囲気を感じます。内装もレカロ製の革シートなど豪華でスポーティです。
走りのほうも2.7のTWIN Turboということで、多少重めのボディを軽々と引っ張ってくれます。トルクも低回転からしっかり付いていて、アクセルの開度に敏感に反応してスピードをのせてくれます。
レベライザー付きのエアサスがまた秀逸で、ふわふわした感じも無く、路面の凹凸をしなやかにこなしてくれます。運転していた私にも、同乗した家族にも、かなり好評な足回りでした。
乗ってみてかなり気に入ったのですが、700万円近くのプライスには太刀打ちできません(涙)

つぎにA8。
メルセデスで言えばSクラス、BMWで言えば7シリーズに相当するアウディのフラッグシップです。ところが座ってみた感じは、あまり大きさを感じさせません。実際、クラウンよりやや大きめ、セルシオよりやや小さめのボディだそうです。それでも後席の足元の余裕はさすがです。デザインも、私好みのすっきり系で個人的には好感度大。ただし、すっきり系はこのクラスではマイナス要因だそうです。インテリアも、ひたすら上質。装備は、これでもかってくらい何でも付いています。エアコンの操作をしても、状態がナビの画面に表示されるなど社内のIT化も万全です。
走り出しても上質さは変わりません。セルシオのように鬼のような静粛性はありませんが十分に静かです。allroadのようにパンチはありませんが、アクセルの開度が大きくなると瞬時にするするっと加速してくれます。
オプション込みで1000万円超の車ですから、この程度のレベルは当然なのかもしれませんが、私には比較する尺度を持ち合わせていませんから(涙)ただだた驚きの一台でした。

- スポンサードリンク -

追記:レカロのシートはオプションだったようです