2005 F1日本GP公式予選

practice.JPGいよいよ待ちに待った鈴鹿入り。ところが天気は曇り。さらに天気予報は雨と、ちょっとうきうき感をそがれる状況です。何とかもってくれることを信じて名古屋から6:30発近鉄特急で白子を目指しました。すでに車両は予約で満席でした。事前予約は必須ですね。白子からはシャトルバスで鈴鹿へ。予想よりは並ぶこともなく鈴鹿入りを果たしました。やはり天候のせいでしょうか。鈴鹿入りの直後から、ポツリポツリと雨が降り出しフリー走行が始まってもやむことはありませんでした。

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今日1回目のフリー走行を観戦したのはS1席。グランドスタンドのやや最終コーナーよりでしょうか。最終コーナーから1コーナーの手前までが見えますが、基本的には全開での迫力とピットワークを楽しんで、あとは設置されたスクリーンで観戦といった場所だと思います。
開始はじめから、トヨタとミナルディは積極的にコースインしてきましたが、他のチームはなかなか出てきません。途中コースインしたMシューマッハはインラップからハイペースで周回を重ねました。ところが強まった雨にS字で足をすくわれてクラッシュ。以後、他のチームも再びおとなしくなってしまいました。最近シューさんもついてないですね。

今日2回目のフリー走行は一緒に行った人とチケットを交換してD2席で観戦しました。ここはグランドスタンドの1コーナー横に作られた仮設の席で、ストレート中央から1コーナー、S字コーナーまで広い範囲が見渡せます。抜きどころの少ない鈴鹿では最もエキサイティングな場所ではないでしょうか。個人的にはこのD席がお勧めです。
2回目のフリー走行でも依然雨。各チームも予選も雨とあきらめたのか、今回はアクティブにコースインしてきました。残念なのはやはり雨。各コーナーでトラクションコントロールが作動したエンジン音が響き、まったく迫力なく終了してしまいました。

午後に入って、いよいよ予選。路面は濡れていますが雨はやんでます。前回のブラジルの成績下位のドライバーから順にコースインしていきました。やはり路面の状態が読みにくいのかタイムも上がらず、期待したトヨタのトゥルーリなどテグナーでコースアウトしてしまう始末。そこに11番手として琢磨が登場。場内が一気に盛り上がりました。この頃から雨が再び振り始めました。琢磨は、スプーンでふらつきながらも1番時計。再び場内熱狂。場内アナウンサー絶叫(笑)。しかし直後にアタックしたレッドプルにあっさりと更新されポールの夢はたたれました。その後、トヨタのラルフやBARのバトンが時計をそれを上回る時計をだし、この時点でラルフがポール。
さらに雨脚は強まり、その後コースインした上位陣はまったくタイムが上がりません。アロンソはエンジン交換で10グリッド交替するのが決定していたため流すだけ。唯一コンストラクターのかかった、マクラレーンが果敢に責めますが、雨の前に全く振るわず下位に沈んでしまいました。
棚ぼたでラルフがポールを獲得、他の日本勢も上位、前回上位は下位に沈み、さらに抜きにくい鈴鹿とくれば、明日のレースは盛り上がりそうですよね。天気も良さそうだし!

予選終了後、ダッシュでシャトルバスをめざしました。幸いあまり待つこともなく白子駅へ。今日のお宿は少し離れた鳥羽です。近鉄特急で約50分。雨に濡れた体を、温泉とうまい料理で癒して明日に備えます。